親知らずの抜歯

「親知らず」とは

塩釜市で親知らずの抜歯は当院へ

「親知らず」の基礎知識

親知らずとは、大人の奥歯の中で一番後ろに位置する歯であり、正式な名称としては第三大臼歯(もしくは智歯;ちし)といいます。

普段から見えている歯とは違い見えにくい奥の方にあるため、親が子どもの口の中で知らずに生えてきたことから、この「親知らず」という名前でよばれています。

「親知らず」の生え方と位置

通常の場合、永久歯は15歳前後で生え揃いますが、親知らずは10代後半から20代前半頃に生えることが多いとされています。しかし、実際は生えてくる年齢には個人差があり、30代・40代・50代で生える方もいらっしゃいます。

生え方には、上下左右どの位置にあるかによって様々なパターンがありますが、生えてくる角度や位置によっては、他の歯や顎の骨に影響を与えることがあり、抜歯が必要になることがあります。

抜歯が必要な親知らずと、不要な親知らず

親知らずは、抜いた方がいい?

必ず抜いた方が良いというわけではありません。

患者さんのお口の中の状態や、親知らずの状態によっては、無理に抜く必要のないものもあります。

一度、当院で診断し、親知らずを抜くべきかどうか、ご相談ください。痛みのある方は早めにご来院ください。

親知らずの抜歯が必要な状況には、以下のようなものがあります。

むし歯や歯周病による炎症のリスクがある場合

親知らずの特徴の1つとして、生えている位置があります。基本的には普段から歯ブラシで磨きにくい場所に位置していることが多いため、ケアが行き届かず、むし歯や歯周病を発症するリスクが高くなります。

特に斜めに生えているようなタイプの親知らずは、親知らずだけではなく周辺の歯もむし歯になりやすいため、注意が必要です。

歯並びやかみ合わせに影響を与えている場合

親知らずによって他の歯が圧迫されてしまったり、かみ合わせが悪くなってしまうことがあります。

かみ合わせに違和感があったり、歯ぐきに痛みを感じる場合は、早めの治療が必要です。

矯正治療を検討している場合

もし歯科矯正治療を受けることを考えているならば、抜歯することが望ましいと判断することが多いです。

親知らずが横向きに生えている場合、生え出そうとする力によって他の歯が押されるため、歯列が乱れる可能性があります。

これにより、既に生えている複数の歯に影響を及ぼし、歯並びが悪くなることがあります。

また、歯科矯正治療を受けている場合、親知らずが生え出そうとする力で、治療をした歯並びが戻ることもあるため、十分に注意が必要です。

無理に抜く必要のない親知らず

一方で、親知らずを抜歯せずに、残しておいても良いと判断されるケースもあります。

親知らずが正常に生えている

親知らずが正常に生えており、他の歯の邪魔をしていない場合は、無理に抜く必要はありません。

口腔内に十分なスペースがあれば、親知らずが生えていても他の歯に影響する可能性は少ないと判断されます。

親知らずが完全に埋まっている

親知らずが完全に埋まっている場合も、もし痛みや腫れなどの症状がなければ経過観察で問題ありません。

残しておくことのメリット

抜歯せずに保存しておくと、もし他の臼歯が失われた場合に移植するという選択肢が生まれます。

そのためにも、一度歯医者さんで口腔内を検査して、親知らずを抜歯すべきかどうか、判断してもらうことをお勧めします。

親知らずの検査・治療

親知らずの検査

当院では、歯科用CTを完備しており、親知らずの抜歯が必要かどうか口腔内の状況を詳しく検査することができます。

まずは画像診断や口腔内の観察などを通じて、親知らずの状態を詳しく把握することからはじめます。

歯科用CTを使えば、親知らずがどの位置にあるか、どの方向に生えているか、根の形状や長さなどの詳細を確認することができます。

親知らず周辺の状態や、近くに神経や血管があるかどうかなど、一般的な歯科用レントゲンでは分からない情報も得ることが可能です。事前に十分な口腔内の情報を得ることで、より安全で正確な治療を実現できます。

抜歯前に、その他の歯の健康状態も確認します。

もしむし歯や炎症がある場合には、それらを治療すること含めて治療計画を立てていきます。

親知らずの治療(抜歯)

抜歯前の麻酔について

抜歯には、局所麻酔が一般的に使用されます。局所麻酔は、歯茎の周りに注射することで、抜歯時に痛みを感じにくくする麻酔です。

この局所麻酔をする際は、注射を行う場所にあらかじめ表面麻酔を施します。そのため、患者さんはほとんど痛みを感じずに麻酔を終えることが可能です。

抜歯について

親知らずを抜く手順は、患者さんのお口の中の状態や、親知らずの状態によって異なります。通常は30分から1時間半ほどの治療で完了することが多いです。

抜歯が容易な場合はお身体への負担も少ないですが、親知らずが骨の中に埋まっていたり、歯と骨が癒着していたり、根の形が複雑なケースでは、抜歯に時間がかかることがあります。

治療のながれ

まず親知らずの周囲を切開します。(生え方によっては歯を分割することもあります。)

次にエレベーターと呼ばれる器具を歯と歯ぐきの間に差し込み、歯を脱臼させます。

最後に歯肉を縫合して、親知らずの抜歯は完了です。

抜歯後の経過について

おおよそ3ヶ月ほどかかって、抜歯した箇所の穴が塞がります。

親知らず抜歯後の注意事項

痛みや出血は早めにご相談を

親知らずをはじめ、抜歯による治療を行った際は、以下にご注意ください。

※ 痛みや出血がしばらく治まらない方は、すぐに電話でご連絡ください。

抜歯した日は安静に

抜歯当日には、長時間の入浴や激しい運動などは避けるようにしてください。

血流を活発にさせることによって、出血が再発する可能性があります。

清潔な状態を保つ

抜いた部位に違和感があって、触りたくなってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、指や舌で触れることは避けましょう。不衛生な状態となり、炎症が起こるリスクが高くなります。

止血について

切開を行った際は翌日まで、唾液に血液が混じることがあります。

多少の場合は様子を見て問題ありませんが、出血が長時間続く場合や血の量が多い場合は、すぐにご連絡ください。

食事・嗜好品について

抜歯直後の飲食や喫煙・アルコールは、避けてください。腫れや出血の再発、傷の悪化の原因となります。

麻酔が切れるまでは、食事を控え、硬い物や熱いもの、刺激の強い食べ物を避けるようにしましょう。

体力が低下すると、痛みや腫れが発生しやすくなるため、食べやすいように工夫しながら栄養は十分に摂取するように心がけてください。

お薬について

抜歯治療後には通常、抗生物質の薬が処方されます。処方された薬は、きちんと飲み切るようにしてください。

麻酔が切れると痛みが出る可能性もあるため、必要に応じて鎮痛剤を服用していただく場合があります。

お薬を処方する際に、患者さんには注意事項をお伝えいたします。必ず歯科医師の指示に従うようにしてください。

口腔清掃について

抜歯当日には過度のうがいや強いうがいを避けてください。

抜歯後は、患部が多少出血することがありますが、血のかたまりが形成されることで組織の再生を促します。

歯磨きでのブラッシングも、患部に触れないように注意しながら、できれば翌日からにすると安心です。

口腔内の不快感が残るという方は、軽くお口を含んですすがずに、そのまま吐き出す程度にしておきましょう。

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